好奇心があればいくつになっても勉強できる

神奈川県内にお住まいの40代のお母さんからのお話です。

実家は 愛知県で小学校5 年生の息子さんは、

長期休暇には毎回実家に行くことを楽しみにしていました。

しかし、今年は緊急事態宣言のため、実家に帰省できない・・・

「ゴールデンウィークにおばあちゃんに会いたいな」

と言われましたが、

息子も日々のニュースや、現在の状況も

わかっているのです。。。

そのお母さんは、頭から、

「何言ってんの!こんな時に行けるわけないでしょ!!」

と思わず言おうと思った瞬間、

心の中で、

「ちょっと待てよ、、、」

と言葉にはせず、

提案をしました。

「そうだ!良い考えがある!」

「なあに?良い考えって」

「あのね、おばあちゃん最近、ガラケイの携帯をスマホに変えたんだって!

それでね、今、使い方を勉強中なんだって!」

「あ!それならテレビ電話できるね!!」

「そうなの!!たまたま、今テレビ電話のやり方を習っているって言ってたから、やってみようか?」

「おばあちゃんに会えるよ!顔見れるよ!!」

「そうなんだ!おばあちゃん凄い!」

テレビ電話は随分前からあり、使用されている方も多いとは聞きますが、

まだまだおばあちゃん世代には一般的にはなっていません。

なんてったって、このお母さんでさえもガラケイにこだわる方でしたから尚更。

そこで早速おばあちゃんに電話をしたそうです。

今のコロナウイルスの事はおばあちゃんも承知していますから

早速テストでLINEにしてビデオマークを押すと・・・・・

「あらあらあら!びっくり!!大きくなったね~」

「あ、おばあちゃん!写ってる!写ってる!!」

「元気にしてる?学校行けないから大変だね!」

こんな会話から30 分程話した との事。

遠くに親がいても、テレビ電話だと、顔も見れて身近に話せて良かった。

と、話していました。

今や海外どこでもテレビ電話は活用出来るときです。

とはいえ 初めての方はまだまだたくさん沢山います。

先々不透明な今、

年齢に関係なく常に好奇心を持ち、

普通なら満足していた事から、

改革をこころみてスマホの勉強!

これからもまだまだ同様のケースは増えそうですね。

頭ごしに叱らず、

ちょっと待てよ、

と考えたお母さんも賢いお母さんですね。

今日もブログにお目通しくださり、有難うございました。

いよいよ大型連休に突入です。

過去前例のない外出自粛要請。

親子、夫婦 さまざまなストレスを抱えている方の多いなか

お互いを思いやる心を強く意識したいものです。

では又あした!

明日は「思いやりの言葉~こころとこころを結ぶまーるい会話とは~」

を送ります。

今日も置かれている現状が 少しでも良き日でありますよう。

湘南話し方センター
所長 松永洋忠