あり日を偲んで

先日紹介したブログ「感動」の続きです。

とても心に残る内容だったことから、当本人である塚本哲夫さんに
メールを送信しました。(実名はご本人の許可のもとに紹介させて頂きます)

先日は大切な奥様とのお別れに慟哭の思いでした。
「あり日を偲んで」のコメントの内容が素晴らしい、感動、感謝ですね。
【愛別離苦】を深く噛みしめています。

~塚本さんからの返信~

葬儀の折には最後までお付き合い頂きありがとうございました。
又、メールをいただき頭の下がる思いです。
コメントにつきましてはOさん(同級生)からも、感動したと電話口で泣きながら連絡をくれました。
またメッセ―ジを読んだ多くの方からも、素晴らしい奥様だったんですね。と言っていただきました。

これも一重に教室で勉強させて戴いた賜と感謝申し上げます。


実は塚本さんは今年で満80歳。
32年前に教室へ初めて参加して最初の講義を聞いた後、
「こんな事くらい分っているよ」と思っていたそうです。

当時は横浜にある建設会社の営業本部長をされ、その後、常務取締役迄された方。

その塚本さんが何と勉強はすればするほど奥が深いと継続、、、。
そして、塚本さんの同級生や友人が 
「塚本が変わった!」 
「塚本が変わった!」
そんな教室って? と

塚本さん本人の個人的な紹介で計40人の方々がランダムに3カ月シリーズに挑戦に来られたこともあります。

結果的に、指導員~講師迄勉強を続けて20年。
その後もOB会顧問となり現在に至りました。

塚本さんの同級生であるOさんは、元市議会議員、平塚市のあるスポーツ団体の会長をされ大変な活躍をされています。
Oさんが最初、市会議員に立候補された時、塚本さんが友人代表として激励の挨拶をしたそうで、
その時に頭の中が真っ白になり、しどろもどろになってしまい、世の中の皆が「俺の事バカにしている」と思い込んだことが当センターの教室に来るきっかけだったのです。

以来、【継続は力なり】【人は苦手な事に挑戦してその苦手を克服する】と、
教室の講師にまでなり、いざとなった時はやはり一層の力が発揮される。と改めて感じました。


一度学んだことは何年たっても、何十年経っても残っているものですね。

奥様のご冥福を心からお祈りいたします。



湘南話し方センター
所長 松永洋忠

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