「先日北海道に行ってきたんですよ」
「へ~北海道に行ったんですか~」
「そうなんですよ」
「こんな冬の寒いのに?」
「そう寒かったです」
「何で行ったんですか?」
「ほら札幌の」
「札幌の?」
身を乗り出して、
「雪まつりよ~!」
「雪まつり!!」
「そうそう」
「どうだった?」
「凄く良かった」
「凄く良かったんだ~」 、、、、、。
会話はドンドン発展していきます。
「でもね~」
「でも?どうしたの?」
「道路歩いていたらすってんと転んじゃって」
「すってんと転んだ!」、、、、、。
目を輝かせて、更に目を大きく開けて、、、。
「それで?」
「頭を打ったのよ~」
「頭打った、それで?」
「だけど背中にリュックを背負っていたから」 、、、、。
ホッとした感じの目の表情で
「という事は直接頭を打たなかった訳ね」
「そうなんです」
「で、、雪祭りは、、、、?」
更に身を乗り出して
「雪まつりはどうだったの、、、、、、?」
このような会話をする人、心当たりありませんか?
相手の言った言葉を繰り返す、
そして興味、関心を示して聴く!
実は、このような聞き方を
ミラ―リングコミニケションとも言われています。
カウンセラーの方や傾聴などの時に意識して使います。
耳で聞く
目で聞く
体で聞く
特に今は、マスクが定着しています。
今後マスクは個人の自由となるようですが、国がそう決めたからといって、簡単にはいかないかな?
と思いませんか?
そこで、今後も続くマスク生活。
不便 便利とさまざまでしょうが、特にマスクでの会話は、顔の表情が見えにくい点もあり、
コミュニケーションの取り方も、難しくなって、
発声、発音が聞き取りにくい、と言われる方も多いようです。
お互いの会話を鏡のように、繰り返すことで気持ちの繋がり方も違ってきます。
ミラ―コミュニケーション
改めておやりになってみませんか?
当センターの教室では、様々な方と実践を多く取り込んでいます。
お気軽にご体験ください。
今日の日が昨日よりもっと良き日となりますよう
湘南話し方センター
所長 松永洋忠