ご縁があり、神奈川県内にある神宮、神社の宮司さんが集まる支部にて
講演と実践の際における講評の講師としてお招き頂きました。
前半はテ―マが「聞き手を惹きつける話し方のコツ」
内容は宮司さん向けに参考になりそうな話を90分。
そして、後半は6名の男女30代~40代の方が5分間のスピーチに挑戦。
事前に話す準備もされ、お一人づつの発表です。
日頃は独特の宮司さんの紅の袴と白をイメージしながら、
今日は私服で立ってのスタイルでのスピーチ。
一人終えると、地域では有名な神社のベテラン宮司さんが話の内容についてコメント。
「言葉は言霊と言って言葉には魂が宿る。神職はお参りされた方の願いを神様にお伝えする役」
と話され共感、と共鳴をしました。
そして一言、話の内容の感想を。
その後に話し方のプロからの講評として、
「お話の内容はとても勉強になりました」と肯定激励の言葉を一言添え、
話のスピードや【緩急、高低、強弱】のつけ方や、
さらに微妙な【間】の取り方や聞き手の心理分析等もプラスして
『例えば』と事例を入れ、具体的なアドバイスをさせていただきました。
スピーチを終えた方も安心をして納得されたようです。
その日は延びることもなく、予定時間通りに研修会を修了し、皆さんに挨拶をして解散。
次の日のうちに感謝のことばをお伝えしたところ、
支部長さんからの御礼のことばの中に
「大変分りやすいお話と講評の仕方が今後の役に立ちました」
と話して下さいました。お言葉をいただきました。
今回の研修会をきっかけに、神宮、神社への参拝の心がけやマナ―など
事前に情報収集したことで、講評においても「大変勉強になった」と言われた。
同時に神社へのお参りの際における細やかなマナーの大切さを私自身が改めて勉強させていただき、
自己向上にも繋がりました。
今日の日が昨日よりもっと良き日となりますよう
湘南話し方センター
所長 松永洋忠