月日の経つのも早いもので、昨年中に就職の決まった方は、
来月3月に入ると会社によっては、研修に入るところもあります。
大半の方々がコロナ禍での学生生活からまだ収束の見通しのつかない中で、
難関を突破して就職が決まったことでしょう。
そして、入社してからの自己紹介はよくあるケ―スです。
そこで今日は、
昨年の新入社員研修での自己紹介の実際例を紹介致します。
あなたは、どんな自己紹介をしていますか?
「私は丸山寛太と申します。
出身は福井県で大学は△□大で経済学部です。これからも宜しくお願い致します」
大半がこのような自己紹介ですよね。
でも、こんなユニ-クな方もいました。
「皆様こんにちは、私は小川賢二と申します。
小さな川と書いて小川で体もこのように小柄ですが希望と抱負は大きなものを持っています。
社長はじめ役員の方々のように、私も10年20年経った時にはその席に座れるような人間になりたいと思います。この会社に骨を埋めるつもりで全力で仕事を致します。
体は小さいのですが希望は大きくヤル気一杯の小林賢二です。
宜しくお願い致します。」
わずか30秒以内の自己紹介とはいえ、ほとんどの人がピョコン ピョコンと頭を下げ、
名前だけしか言わない中でこの自己紹介は目立ちました。
面白いやつだなと社長から注目され、
俺の手元においてみよう、と言われ
一年経過後も社長から可愛がられ、
周りの幹部も一目置いて、とても目をかけられているようです。
≪必要とされている≫
≪認められている≫
≪期待されている≫
このように自己紹介というのは時にパッっと強く印象つけることは大切です。
勿論、いろいろな自己紹介のしかたはありますが、
型の決まった進め方もあれば、
型にはめず、一分以内で初めての人に対して自分の名前を覚えてもらう。
という目的こそあれ、このようなケ―スがあったのは昨年の新入研修の際の事でした。
あなたのお知り合いで今年就職をされる方はいらっしゃいませんか。
自己紹介から社会人の第一歩が始まります。
今日の日が昨日よりもっと良き日となりますよう
湘南話し方センター
所長 松永洋忠