あの人は語彙 (ボキャブラリ―)が豊富!嚙み砕いて話すから分りやすい。
さて今日は、少し頭の体操をしてみませんか。
1,山田さんはとても聞き上手な人だ。
2,吉田さんは心の優しい方です。
3,加藤さんはとっても気配りのある人ですね。
4,太田さんは義理堅い人だ。
5,松田さんは繊細な人だ。
例えば、
「山田さんはとてもやさしい人なんですよ」
「あ、そうなんですか~」
という事を言われて納得するとしたら
それはあなたが勝手に今までの経験の中から解釈するだけであり、
話した人の意図する事は正しく伝わらないですね。
今は遠い遠い遠い過去の事ですが
テレビに例えると白黒の画像を見て画面に映っているタレントさんやアナウンサーが
何色の洋服なのかを勝手に想像します。
しかしカラ―の画面で話すと、とても分かりやすく伝わります。
視覚情報を使うのです。
話も視覚情報です。
そうすることにより、話し手の伝えたいことが聞き手に良く伝わり、
結果的に「あの人の話は分かりやすい」と評価されます。
しかし、いまだにスピーチに限らず白黒の話になっているケ-スもありますので
あなたなりにイメージ湧くような話にしてみませんか。
その点ラジオ放送にはヒントが沢山ありますので角度換えてお聞きになってみて下さい。
ただケ-スバイケ-スもありますにでご寛大に。
今日の日もコロナの体験が過去の話になりますよう。
湘南話し方センター
所長 松永洋忠