来年の2023年2月の節分で満100歳になる北島令司さん、
現在神奈川県内の施設に入っている。
以前、このコ―ナでも紹介をしていますが、元特攻隊の護衛をされた方で、
当センターの受講生であり、OB会会員でもあり、
とても親しくお付き合いをさせていただいている方です。
出会いのきっかけは、藤沢市役所主催の講演に招かれて行ったときで
北島令司さん83歳の時でした。
その北島令司さんより、先日お手紙を頂戴しました。
ご本人様の承諾の元、原文のまま紹介をさせて頂きます。
拝啓 先日はご多忙の中お電話戴きまして大変ありがとうございました
私から近況報告を申し上げねばならない処をご連絡頂きまして恐縮致しております。
コロナの状況も思うように落ち着かない現状で
先生のお仕事も大変だと存じますがご健勝にてご活躍なさっていられる事を嬉しく存じております。
事務局長様を始め皆さま方も大変な事でしょうと存じております。
私も施設の生活に慣れて来ましたが、
毎日が「これ」と言った目標もなく個室でTV、新聞など自由な生活をしておりますと
生きている意味が分からなくなってきますので目標のない人生は寂しいものだと感じながら日々を過ごしております。
体調は平常に戻りつつありますので、
これからは歩行が正常になるよう訓練もしております。
少しでも平常に戻れば以前行っておりました傾聴ボランテイアを少しずつでも行い、
不安で過ごしておられる方に寄り添っていけると思い、
グループとの連絡を取りながら生活を致しております。
現在の私の所では、公務店を行っておりまして営業の一環で毎日瓦版を発行いたしております。
お客様のご相談やら、新しい工法の説明など行っており、
その中に「年寄りから見おた世相」と題して拙文を記入しおり80ケ月くらいになりました。
無能な一介の超高齢の老人の記事でありますので参考になる事は何一つございませんが
若い方達に年寄りのグチとか希望などを投稿しております。
時折反対のご意見とか賛成のお話も手紙や電話で戴いております。
全く参考になりませんが一部同封いたしますので時間がございましたらお読みくださいますようお願い申し上げます。
6月に入り暑い日が多くなりますので先生はじめ事務局の皆様にはご健康に充分充分注意下さいましてご活躍下さいますようお願い申し上げます。
外出できる様になり、体調が元どおりになりましたら一日も早くお会い出来る日を千愁の想いで念願致しております。
常に、嬉しいことに、この教室のご支援をして下っています。
ありがとうございます。
今日の日が昨日よりもより良い日となりますよう
湘南話し方センター
所長 松永洋忠