日本語は高めに入る仕組みになっています。
実際にやって見ませんか?
【あ】 雨が降って来た 唖然とした 暑い あちら 遊ぼう
【い】 行ってきた 威勢のいいひと 言い張る いっぱい
【う】 嬉しい うわさ うっかり うまい! 生みの親
【え】 円高 エンジン 円満 笑顔 恵比寿
【お】 大勢 大らか おじさん 音楽 オーバ-
いかがですか?
こうして「か」行 「さ」行と「ワ」行まであなたなりに、考えて見ては。
日常の話し言葉では文の終わりが上がると疑問調、下がると断定や確認の意味になります。
この言葉の音の高さの(ピッチ)の上がり下がりを、イントネーションといいます。
これには音調、語調、の高低の変化なども含まれます。
イントネーションの付け方によっては、言葉を省略したり、意外に多くの意味を伝えたりすることがあります。
イントネーションは告知、断定問いかけ、念押しなどの表現となり、
そのため言葉の意味する、ニュアンスを発見し、感ずることが大切なのです。
そうするうちに、言葉の一つひとつに感情が入るような表現が出来るようになるのです。
【声が聞き取りにくいと言われる】
これは、年齢に拘らず、個人ご指導や当教室へ来た動機の中に以外と多く見受けられます。
そこで自信を付けて頂く迄、基本となる発声、発音、イントネーションさらに早口言葉の練習を行っています。
話の内容がどんなに良くまとまっていても、最終的な話の総仕上げとなり、日頃の日常会話でも大いに役立ちます。
マスク生活も長く続き、普段でも聞き取りにくいと言われる方。
冒頭のあ行~ あなたのオリジナルをどうぞ思い浮かぶまま挑戦して下さい。
「おはようございます」意味は分かりますが、
音調を上げるか、平板か 下がっていないか
意外にも気づいていない方も多いですから、明るく元気よく力強くやってみましょう。
今日の日も明るい声と心と言葉で良き日となりますよう
湘南話し方センター
所長 松永洋忠