あなたは車を運転中に
自分の前後にパトカーか白バイがいたとしたら一瞬「ドキッ!」としたことはありませんか?
正月明けのある朝、毎日続けているウオ―キングで、間もなく自宅に戻る途中、
警察官を見かけました。
歩道に待機して職務執行中の様子でした。
白バイのミラ―に写ったこちらの姿に気が付き、
後ろを向いて「すみませんご迷惑をおかけします」と声をかけてくれたので、
時々同様の時間に待機している白バイの方だと気づきました。
「いつもお疲れ様です」と声をかけました。
すると、あちらからも控え目な口調で
「実は今年箱根駅伝の復路でトっプを走る選手にず~と添って走りました」
「そうだったんですか!何区間走ったのですか?」
「県内ず~とです」
「素晴らしい体験ですね~」
「そうなんです警察人生の中で一番の思い出になります」
「分っていれば心に止めて観たかったですね~。乗って何年目ですか、乗りかった動機は?」
といろいろ尋ねると、
「小さい時から箱根駅伝で白バイの姿を見てかっこいいな~と憧れていました」
「願いが叶ったと言う事ですね~白バイはよく動く交番と話していますが、良かったですね」
と30代半ばの白バイ警察官と会話しました。
なりたい!と思ってもなかなか難しいようですが、
よく念願は強ければ強い程叶えられると言われていますが
どのような職種においても同様ですね。
神奈川県警察学校初任科生を対象とした話し方講座、『県民に親しまれ尊敬される警察官を目標として』をテ-マに最も基本的な内容を継続して担当させていただいていますが、
その時の絶対記憶の中で積極的に挨拶をする事の大切さを覚えていらしたとのこと。
当たり前のことながら、いざ実行するとなると、
知っている人、利害関係のある人に対しては、どなたもやっていますが、
積極的なあいさつがいざという時思わぬ力を発揮する事が人間関係をより良くすることでとても大切な事ですね。
優しい話し口調とは言え、ほんの短い時間ながら、芯の強さを感じとりました。
今日も車を運転する方は安全運転で!昨日よりもっと良き日になりますよう
湘南話し方センター
所長 松永洋忠