ある会社のアナウンスで
「お客様のお呼び出しを申し上げます、男性のお客様で 今 幾三さま、お電話が入っておりますので一階フロント迄お越し下さいませ」
今では携帯電話が当たり前の時代ですからめったに同様のことはありませんが、
社内同士で連絡を取り合う場合よく耳にすることです。
「業務連絡を申し上げます○○課長いらっしゃいましたら、お近くのお電話をお取り下さい、お電話が入っています」
また別の件ですがある会社へ電話をかけた時のこと、
「総務部長の○○様いらっしゃいますか」 と尋ねると、
電話に出た女性の方 「はい○○部長さんは、今お出かけになっていらっしゃいますが、、、、、、」 との応対。
瞬間、この女性お気の毒に電話応対の最低限の使い分けを勉強していないのかな?
と思うと同時に、令和の今はもう平成12年~16年生まれ又は平成17年の早生まれの方が大半です。
勿論、それ以上の年齢の方も沢山見受けます。
お客様がいる時などの業務連絡は、社内間で細かく指導しておき、簡単明瞭に、
あくまで役職などはお客様に取って関係のないことで、その組織内における組織の問題ですから、
「本日もご来店下さいまして誠にありがとうございます。業務連絡を申し上げます。○○課長フロントまで、、、、」
と。この表現なら違和感もないでしょう。
コンビニや、ス―パ―では、レジ等でも明らかに20歳前後の新入社員とか学生アルバイトと思われる男女。
決まり文句はシッカリ覚えて使っていますが、中には別の質問をすると、
1,000円以内の買い物でもカ―ドが当たり前の時代
「ご一括でよろしいですか?」 と言われると、冗談で 「10回でお願いします」
と言えば一瞬キョトンとした顔をしてしまいます。
実際、いつの時代も変わりませんが、
入社して学生時代にアルバイトをした時に敬語は勉強したからと思っていても、
いざとなると 「こんなに難しいとは思っていなかった」と言われる方々が大半です。
次回は、実際例を紹介致します。
当センターの教室では、
敬語の勉強も実践を取り入れながら行なっています。
一度ご体験してみてください。
お問い合わせは、
電話 0463-58-8740
お気軽に!
今日の日が昨日よりもより輝ける日となりますよう
湘南話し方センター
所長 松永洋忠