
朗読は、声を出しながら文章を読むことです。
「朗読」には「感情をこめて読み上げる」という意味あいも含まれます。
また、ウィキペディアによると・・・
朗読を芸術的な観点から「文字言語で表現された文学作品を音声言語で再表現する芸術」と
とらえる考え方、あるいは、学問・教育的な観点から「自分の読みを獲得し、それを他者に朗かにする行為」ととらえる考え方もあるようです。
文章を暗記した上でこれを行うことを暗唱といい、
声を出さず、心の中で読み上げることを「黙読」といい、これに対比させる意味では音読という語もあります。
さらに、芸術的な表現として文学作品をよむ段階を「表現よみ」という用語で示すという考えもあるようです。
よって、
『詞の朗読』と言うと、何か特別の事のように思う人が多いようです。
妙に感傷的になって、上ずった声を出したり、リキみすぎて聞き苦しくなってしまったり、
なかなか上手に読める人は少ないかもしれません。
それでは、どうしたら上手くなれるのか!
一番ハッキリ言えることは、
人間みな、感じ 考え 思う事の一部しか 「ことば」 に出来ないということです。
人間がもし思ったことを全て口に出したら気狂いになってしまうでしょう。
考えたり思ったりすることのほんの一部が「ことば」という形を与えられて表現され、
それを鍵にしてその人の心の奥の世界、つまり言葉にならない世界にまでときあかしていくものです。
詞は短い言葉の中で表現しますからこの傾向は強いと言えましょう。
以下声に出して読んでみませんか。
智恵子抄 高村光太郎 レモン哀歌
そんなにもあなたはレモンをまっていた
白く明るい死の床で
あなたの歯がガリリと噛んだ
トパーズ色の香気立つ
その数的の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした
あなたの青く澄んだ目がかすかに笑う
私の手を握るあなたの力の健康さ
あなたの喉に嵐はあるが
こういう命の瀬戸ぎわに
智恵子はもとの智恵子になり
生涯の愛を一瞬にかたむけた
それからひととき
昔山頂でしたような深呼吸をして
あなたの器官はそれなり止まった
写真の前に押した桜の花影に すずしく光るレモンを今日もおこう
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湘南話し方センター
所長 松永洋忠