ものは考えようで変わります

事例-1,

「自分が3歳の時に父は亡くなりました。父の事は全く覚えていません」  

「だから母には自由にさせてもらいました」 

と現在、熱血教師とし生徒からも信頼されるS先生(男性40代半)

この話はSさんが大学生の時に話してくれた言葉です。

あれから25年の歳月。

 

伸び伸びと子どもたちを指導しているSさんの姿を見ると実に頼もしいです。

「母からの自由があったから、指導者として自由を与えることが出来ているのです」

 

 

事例-2、

お父さんを中学1年生の時に交通事故で亡くした男の子。  

でもお母さんの頑張りで今は高校生となり、スポーツを通して頑張っている。

そして自分なりの将来の目標を持って勉強も頑張っている。

 

様々な事情があっても、お母さんの愛情をたっぷりと受けて思春期を生きている子です。

「お母さん、お父さんの分までたくさんの愛情をありがとう」

 

 

事例-3、

両親が揃っていても、両親は僕が小さい頃からケンカばかり。

いずれ中学生になり、引きこもりになってしまう。

両親に暴力を振るうことも。

お母さんがお父さんのいない時に、お父さんの悪口を平気で僕達の前で言う。

挙句の果てに、お母さんは僕を連れて離婚。

 

それは決して不幸な事ではありません。

「人の心の複雑さを知ったあなたは誰よりも視野の広い人になります。」  

あなたのこの様な体験が、

同じような思いをしている子ども達に対しての

深い思いやりのある人として活躍をしていくことでしょう。

 

 

 

20代前半の受講生から、気持ちの幅が広がり、

気持ちがすごく楽になりました。

と感想文に書いてありました。

「人間万事塞翁が馬」ですね。

何事も前向きに受けとめていきたいものです。

 

 

今日の日がコロナに負けない一日でありますように。

 

 

湘南話し方センター
所長 松永洋忠

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