話し方教室

ほのぼのとした笑い

若い夫婦の会話です。

奥さんがご主人に
「日曜日なんだから、たまには焼きそばぐらい作ってよ」
と奥さん。

「うん、でも材料がない」
とのんびりしたご主人。

「ちゃんと用意してあるわよ。キヤベツにお肉に麺。ハイ、この通り」
「でも肝心なものがない」
「肝心なものって?」

「やる気がない」

笑笑笑



そう笑顔で答えて、立ち上がり、キッチンに向かうご主人。
奥さんも笑いながら、「よろしくね」

立ち上がった時のご主人のセリフが
「よし、じゃあやるか!」
では面白みがありません。
真面目なご主人の口から
「やる気がない」
の一言が飛び出すところに味があるのでしょう。

このようなご夫妻なら将来も仲良く良い家庭人となることでしょうね。

例えば、自己紹介などでも、
トツトツと
「私は、葉梨 嘉太郎と申します。北海道生まれで神奈川県に来て56年になりました。
家族構成は娘と息子に孫が3人です。今の女房と結婚したのは、、、、、。
失礼いたしました。今の女房といっても最初から同じ女房です。」

など、ちょっとしたセリフでも思わず同じようにホッとした笑いになり、何となく周りの雰囲気を明るくします。

ユーモアや笑いの起こし方にはいくつかのルールのようなものがあります。

他の人がうっかり間違ったところ、周りの人が爆笑したとします。
そんな時に、
「あ~こんな時に人は笑うんだ。」
と感じたら、今度はわざと間違ってみるのも一つのコツでもあります。

あなたも、試してみませんか。

練習、失敗は当センターの教室でいくらでもできますからね。
一度お越しください。

今日の日も明るい心でコロナに負けない一日でありますよう。

湘南話し方センター
所長 松永洋忠

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