ある日、サウナに行った時のこと。
サウナ仲間の男性に会ったので
いつも通りニッコリと挨拶を交わし、笑顔で隣のジャグジ―へ行った。
すると、
その男性もジャグジーに入り、私たち数人の会話が始まった。
『ねえ~同級生でもう何人くらい亡くなってる?』
『半分以上だよ』
『ええ!!!そんなに!』
そんな話から更に
『もう5年前になるけどさ、
運転していた人も悪いんだけど、運転手が急に発進したもんだから、
後ろに乗っていた友人は、真っ逆さまに頭から転落して次の日に亡くなっちゃた事があったんだよ』
『ええ!!!』
と皆ビックリ!
『それで?』
『それから裁判だよ』
『それは大変だね』
『友達同士だから、気軽に後ろに乗ったもののね~』
『ヘルメットは着用していたの?』
『それが軽くかぶっていただけだったんだよね』
『それからどうなったの』
『裁判だよ』
『それから?』
『結果的に4000万の保証だよ』
『保険は?』
『それが強制保険だからね~』
『それはこれから一生大変だね』
そんな会話から、私が感じた事は、
友達同士だからこそ、オートバイに限らず、乗用車も含め
人を車に乗せることは余程注意して運転をしないと
万一の場合、例え友人と言えども大きな大きな亀裂に生じることもある、
「命を預かる」大切さ、という事を実感しました。
このように、
サウナでの会話には、いろいろな人達と気軽で他愛のない話からさまざまな話を聞くことができます。
そして、まさにそれは話題づくりの宝庫とも言えます。
些細な1シーンですが、朝礼の話題などでも、説得力のある話にもなります。
聞いている人にとっても
「そうだな」と共感できることもあります。
油断大敵 備えあれば
このようなケ-スは会議の席で突然指名された時等、
備えに対し、どういった事を心がけるかにも結び付きます。
話題づくリもいろいろな人間関係作りのところにあるものです。
また、人がいった言葉の「かぎかっこ」の部分を
その人が言ったままに話せるようになると、話が立体的になります。
会話を使っての話は、立体的な話になります。
一度挑戦をしてみませんか。
平塚土曜教室は2/5(土)13:30~ 平塚商工会議所にて
新規開講いたします。
今日の日も明るい心でコロナに負けない一日ありますように。
湘南話し方センター
所長 松永洋忠