面接での質問の一例です。
「あなたの強みは何ですか?」
「自ら行動することです。その原点は中学・高校の時の体験からです。
どういうことかというと、
他県の学校に進学した私は、仲間は自然にできるものと考え、
自分からはグル-プの輪に入ろうとせず、結果的にグループで孤立してしまいました。
受け身の姿勢では何も変われないことを痛感し、そこで自ら行動することの大切さを知りました。
そして大学では海外の紛争や貧困について学び、
状況を自分の目で確かめたい一心で一年間休学し、
紛争や途上国など38か国を一人で渡り歩いたことです。
自ら一歩踏み出すことで知る新たな発見や新しい出会い、
そのことが私にとっての強みです」
面接対策として当センターで受講した就活の大学生の実習の一コマです。
そこで当センターでのアドバイスの一コマ。
「全体的によくまとめていまね!
一年間で38か国という具体的数字があり、説得力を感じます。
このままでも悪くはありませんが、あと少しの工夫でもっと良くなります。
次の点について考えてみて下さい。
具体的に一つは大学での紛争・貧困について勉強しようと思った動機です。
もしかしたらクラスで孤立した経験が影響しているかもしれませんね。
その経験と大学での学びがつながると、話に一貫性が出てきます。
もう一つは自身の変化です。
各国を渡り歩いた結果、どんな問題意識を抱き、何が必要だと実感したのか。
それらをプラスして一分30秒以内で説得力のある話になりますよ」
とアドバイスをしました。
このようなアドバイスが加わることで、次はさらに自信をもって話せます。
その繰り返しが教室での学びの良いところです。
コロナ禍が長引き、面接もオンライン化が多くなっていても、
職種によっては対面も当然あります。
来年卒業される方はもう就活ですね。
厳しい社会状況の中での面接対策を応援致します。
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今日の日も明るい心でコロナに負けない一日でありますよう
湘南話し方センター
所長 松永洋忠