子どもが嫌がることば

いよいよ卒業式のシ―ズンとなって来ました。
そして間もなく入学式。

この時期、特に聞こえて来そうなのは
小学校へ入るお子さんを持つお母さんのどこにもありそうなことばです。

40年以上前に、教育評論家の吉岡たすくさんが書かれた本から紹介致します。 

「朝、ぼくが学校に行くまでお母ちゃんのいうことがきまっている。
ぼくが服を着ていたら
「早う顔を洗いや」
という。

顔を洗うていたら
「早うご飯食べや」
という。

出かけようとしたら
「時間割ちゃんと合したな」
「ハンカチ持ったか」
「はな紙入れたな」
「宿題忘れてないな」
「早う行きや、おくれるで」

僕が次にしょうとすることを、かならず先にいう。

時代は変わっても現代も全く共通しているようです。
どんなお子さんも嫌がる「母親のことば」ですネ。 

お家の環境によってさまざまですが、
初めてお子さんが小学校入学となると、
上記と同じようなことばがお母さんから出てきそうです。
朝出かける時は特に!!

このような繰り返しがやがて、
「うるさいな~」と・・・

見守って

質問をしながら、ハラハラしつつもお子さんの自主性を育てるような工夫も必要になって来そうです。

初心を忘れず明るく大きな声で
「行ってらっしゃい!」
かえって来たら同じく
「お帰り~!」
と、もうあと少しです。

継続することはとても大切に思います。

今日の日が昨日よりもっと輝ける日となりますよう

「心とことばの研究所 湘南話し方センター」
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今日の日が昨日よりもっと輝く日となりますよう

湘南話し方センター
所長 松永洋忠

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