「ストレス」と言えばあまり良いイメージがありません。
ストレスの内容によって違うものですが、以下の考え方に対してあなたはどのように考えますか?
1 上手く出来るか心配だ 失敗したらどうしよう。
2 困ったことになった 検査の結果入院しなくてはならなくなった。
3 今度役員としてあいさつをしなくてはならなくなった。だから役員なんかは引き受けなければよかった。
4 彼氏(彼女)からふられてしまった。落ちこんでいる。
このようなケ―スはよくある事ですね。
そこでグループを二つに分け、
Aグループにはストレスは辛くて体にも悪いという動画を見せます。
Bグループには、辛いという状況を乗り越えることで我々の能力は高まっていく。ストレスは我々が生き延びていく能力の発達に繋がる恵である。という動画を見せます。
その両者に同じストレスフルな動画を体験させたところ、
Aグループにはストレスホルモン「コルチゾール」が分泌され、
心拍数が増加して血管が収縮し血流が悪くなる結果が現れたとの事。
これは人間が不安や恐怖を感じた時の生体反応です。
反対にBグループは血流が良くなり血管が拡張する結果が現れたとの事。
これは全身が勇気と挑戦のモ-ドになった時の気合や、やる気がみなぎる時の生体反応です。
同じような状況に遭遇しても「心の資本のありかた」でホルモンの分泌が変わり、
エンドルフィンというホルモンが分泌され健康にも良い影響を与えるのです。
年令に関係なく特に年齢が増す程、苦手だったことに対しそれを克服するための訓練をするか、
新たな事に挑戦することが、なんと長生きのコツにも結びつくとしたら!?
勿論、長年の積み重ねや、遺伝性、日ごろの心がけなど沢山の背景があってだと思います。
冒頭の件あなたはどのように受け止めますか?
今教室は10代の新社会人となったOL~長年の苦手克服に挑戦されている主婦の方々など、
様々な方が参加しています。
今日の日が昨日より新たな発見の出来る素晴らしい日となりますよう
湘南話し方センター
所長 松永洋忠