とくに日本語は第一音がとても大切なのでどうしても高めにはいります。
また日本語アクセントには、高低、抵高低はあっても、
低高や低低高はありません。
つまり音がすこしづつ下がってくるため高めに入らないと低くこもってしまうのです。
『高低アクセント』
・足袋/旅
・北/来た
・持つ/モツ
・帰る/カエル
・石/医師/意志
・政界/正解
・赤/垢
・買って/勝手
・都市/年
・慎重/身長
・電気/伝記/電機
・仮/狩
・水/見ず
・腹/原
・神/紙/上/髪
・髪/神
【例文】
どうしたの? 疑問調では? 確認では?
分りましたか? 断定では?
あなたは正確に出来ますか?
日常の話し言葉では、文の終わりが上がると疑問調、
下がると断定や確認の意味になり、
この言葉の音の高さの(ピッチ)の上がり下がりを、イントネーションといいます。
これには音調、語調の高低の変化なども含まれ、イントネーションのつけ方によっては、
言葉を省略したり、意外に多くの意味を伝えたりすることもあります。
イントネーションは告知、断定、問いかけ、念押しなどの表現となり
そのため言葉の意味するニュアンスを発見し、感ずることが大切です。
そうするうちに、言葉の一つひとつに情感が入るような表現が出来るようになるのです。
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湘南話し方センター
所長 松永洋忠