朗読のコツ 『外郎売』ういろううり

話の最後の仕上げは何といっても音声表現。
話の効果をあげる為の強弱、緩急、高低 
そして【間】の取り方など微妙な変化です。

実は、朗読、ナレーション、詩の読み方なども
当センターではご指導の対象に入っています。

今日は少し深堀をしてみましょう。

昔からある小田原の「外郎売」の一部を例えてご紹介いたします。


「拙者親方と申すは、お立ち合いにも先だってご存知の方もござりましょ」

・・・言い始めです。ゆっくり落ち着いて、低からずの中音で初めて下さい。

お江戸を立って二十里上方、相州小田原いっしき町をお過ぎなされて、青物町を登りおいでなさるれば」

・・・「立って」までいって「二十里」に特に力を入れ、「上方」の二字を軽く力を抜きながら言う。

このように一言一言の流れに対して細かくイントネーションも含めご指導を行なっています。

この【外郎売】は10分程続きますが、
当センタ―では何名もの方が挑戦されています。

勿論、詩の朗読、ニュ―ス原稿の読み方、スピーチの構成から最後の音声表現まで
ご希望に合わせ、滑舌の練習、早口ことばの特訓も含めて
言葉の発声に関する事ならしっかりおこないます。


スピーチコンテストの審査も行いに向けても沢山の自信を付けて頂きます。

文字では理解できないものですが実際にお受けいただくと実感できます。

お気軽にまずはご相談ください。

今日の日も明るい心でより良き日になりますように

湘南話し方センター
所長 松永洋忠

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