娘が飼っている小型犬が時々我が家に遊びにきます。
先日近くの公園に散歩に行くと、何組かの子どもたちや、親子、学生と様々な方たちが遊んだり、おしゃべりをして楽しんでいましいた。
そこに小学生とそのおじいちゃんらしき2人がキャッチボールをしていました。
その光景を心に止めて観ていました。
そのお孫さん、ピッチャーのセットポジションに入るところで14メ―トル程離れた距離から思い切り投げました。するとおじいちゃんは「よ~しいいぞ、いい球!」 と励ましながらお孫さんに球を返しました。
そこで「僕いい球投げるね!凄いね!何年生?」と声をかけてみました。
「3年生です」
そこで 「ひよっとしてあそこの小学校?」
「そうそう」と今度はおじいちゃんが会話に加わり、
「まだ3年生だからジュニアですけどね」と。
「お若い頃は野球をやっていたのですか?」
「イヤイヤ自分はやってないけど息子がやっていました」
「ワンバウンドの球も受け方が上手だから」
と言うと、
「そうですか~!ありがとうございます、どちらにお住まいなんですか?」
と聞かれたので、
「この下の通りを右へ行ってすぐの信号機を左へ行ったところです」と伝え
「来年はお孫さんも【j】ですね。」(j=4年生~6年生のチ―ム名の略)
「将来が楽しみですね」
などと、他にもいろいろな話をさせていただき、
お孫さんも一生懸命球を投げていました。
すると、おじいちゃん
「よ~しあと10球行くぞ~」
「ここへ向けて投げてみろ~」
「よ~しストライク!!」
「ウ~ン・・・惜しいなこれはボ―ル!!」
などととても楽しそうにキャッチボールをされ、
お孫さんは真剣に靴のかかとで線を引き、
セットポジションを作り、足を高く上に上げ、体全体で、思い切り投げていました。
おじいちゃんは、その間、ずっと励まし続ける姿。
「いいぞ!いいぞ!ストライク!」
「これでツ―ストライクワンボ―ル!さあ来い!」
思わず私も、「おう早い、100キロ位?」
と言うと「イヤイヤ85キロぐらいですよ」
その時、この子は、このような環境で育っていけば、
才能も伸びて頼もしい選手に成長するだろうな~とつくづく感じました。
他愛のない話をしながら僅かな時間でも、積極的な声かけで、
心も爽やかになり
初対面でもお互いに気持ち良く会話の出来る雰囲気は大切ですね。
ご近所付き合いなど、近くの人への声かけが
薄れてきた時代ですが、
人と人との繋がりは、やはり積極的な挨拶からだと思います。
今日の日も昨日よりもっと良き日になりますよう。
コミュニケーションが苦手な方は
ぜひ湘南話し方センターへお越しください。
電話 0463-58-8740
湘南話し方センター
所長 松永洋忠