あなたが全国高校野球選手権をTVで見ているとします。
しかも、地元の高校で、自分の出身校の後輩たち。
その中に息子さんが選手として出場!!
流れは9回裏、決勝戦。
2対3とギリギリでツ―ストライク、スリーボウル、ランナ―3塁。
最大の山場です。
一発ホームランで逆転!
ハラハラ、ドキドキ、神に祈る思い。
そんな時、ピッチャーが投げた~!!バッタ―が振る!!
観客から大きな歓声!
球は大きく上にあがり、ライト側へファールボウル。
打者はすぐベンチにいる監督のサインを確認。
監督は手を右胸、左肩と指示を出します。
そこでピッチャ―、セットポジション、、、、
投げた~!!打った~!!
球はレフト側へ大きく大きく伸び、フエンスを超え、入った入った!
逆転ホームランです!
場内は大きな歓声!!
実況中継のアナウンサーも
「やりました~!○○高校何十年ぶりに真紅の優勝旗を東北に、、、、、」
あなたの息子さんが大きな功績を残しました。
もう感激感激ですね。
監督もバッタ―ボックスに彼を指名したのは、
このような時こそ!彼を!
と、選手の特徴を掴んだ采配が見事的中したというケ―スです。
翻って96年の生涯を閉じたイギリス王室のエリザベス女王は、
素早く会話を進めるために
立場上多くの人と話をしなければならなかった。
女王は次から次へと素早く会話を進めるために、側近にさりげなく会話修了の合図を送っていたと言われています。
例えば女王が肌身離さず持ち歩いていたハンドバックには、
貴重品や必要な物を入れる以外に重要な役割があったという。
ハンドバックを持っていた手を別の手に持ち替えたら対話相手と会話を終わらせるつもりであるという合図、
ハンドバックをテ―ブルの上に置いたら5分以内にデイナ―(会食会) を終わらせたいという合図、
ハンドバッグを床に置いたら今すぐ会話を終らせたいという会話修了を意味するお決まりのフレーズ
があったようです。
あなたもどなたかと無言の合図で相手に伝わるような工夫をしてみませんか。
今日の日が昨日よりもっと素晴らしい日となりますよう
湘南話し方センター
所長 松永洋忠