前々から当センターを応援してくれているOBの北島令司さん!
大正12年2月14日生まれ
ついに先日100歳を迎えました!
当センター創設以来、初の100歳OBとなりました。
その北島さんが現在いる神奈川県藤沢市片瀬にある施設へ行ってきました。
勿論、僅か5分以内で玄関でのガラス越しでの対面。
現在OB会会長のFさんは、元々藤沢市の職員で退職後もいくつかの要職をされた方。
そのFさんの案内で役2年ぶりに私も再会することができました。
その後、北島さんからお手紙が届きました。
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謹啓
本格的な寒さが身に染みる毎日でありますが先生にはご健勝にてご活躍の事と拝察申し上げます。
私もいつも乍ら施設での生活で特に異常な処はなくと申し上げたい処でございますが、
この年齢になりますと、あちこちに不具合が生じて徴高齢にふさわしい忘れ物探しに時間を費やしております。
100年を経過致しましたが、世間に何も残す事はなく、高齢の一介の老人として年を重ね参りましただけの人生でありました。
それにも拘らず先生よりお祝い品を頂き恐縮しております。
本当にありがとうございました。
先生はじめ皆様方のお顔を思い出しながら、徴老人の涙もろさを実感しております。
ありがとうございました。
この言葉以外申し上げる言葉もございません。
大変お忙しい中を、私もどきにこれ程までにお心づかいを下さいましてほんとうに有難うございます。
出来る事なら、一日も早く御面会致して御礼を申し上げるべきでありますが
コロナの状況で外出も出来なく残念であります。
先生はご講義の中で人生の人となりの事についていろいろお話下さっておりますが、
今の時代は親から子へ、子から次世代へ継がれていく事が断ち切られているのではないかとお話戴いたことがありました。
価値があれば認められ、なければ切り捨てられている。
このような事ではあってはならないと思います。
自我を通す事に重点が置かれるようになれば世の中は冷たい。
会話の無い社会になると思います。
先生の奥深い御講義の中のお言葉をかみしめて老い先短い人生でありますが、
先生をお慕い申し上げ生きていく覚悟であります。本当に有難うございました。
早々
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大変謙虚過ぎる内容ですが、正に先日紹介しましたサミュエルウィルマンの言葉に最もふさわしい方と
私自身尊敬している方です。
縁をこれからも大切におひとりおひとりと向き合っていきたいとおもっております。
いつもブログを見て下さり、貴重なご意見や、ご期待をありがとうございます。
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今日の日が昨日よりもっと良き日となりますよう
湘南話し方センター
所長 松永洋忠