運命を開く

ご縁で繋がり、IT関係の会社を経営してしている人と飲みに行った時の話です。

その店のママが私に２枚の名刺をくれました。
一枚には「松前恵子」と書いてあり、
もう一枚には「松前啓子」と書いてあったのです。

ある人に観てもらったら「恵子」より「啓子」にした方が良いと言われたらしいのです。
本当に啓子の方が良いのでしょうかという話からでした。

「けいこさんはどちらの方がいいのですか」と聞きますと
「私は本当は恵子の方が好きだし、可愛らしいイメージを持つと思うけれども」という話です。

名前とはこの世に生を受け、親が我が子の幸せを願い、あれやこれやと知恵をしぼって名前をつける。
人は、親からもらった名前をなんの疑いもなく、自分を指す名刺として使っている。
昔から“名は体を表す‘’とか‘人は一代 名は末代”　とかいう。

確かに姓名と人間とは切り離せないものです。
姓名と人間とが強いつながりを持っているという事は疑う余地はないと思います。

しかしその人の名前がその人の運命に如何に作用して、その人の生涯の吉凶、幸不幸にどのように影響していくかが問題なのです。

同性同名の人は意外と多くいるものです。
ではその人の運命がほとんど同じ運命をたどるのかというと実際に調べてみたところ、
誰一人として同じ運命をたどっていないという事実があります。

ある人はそれは生年月日が違うからとか職業が違うからとか環境が、、、とか
何だかんだと理由をつければキリがありません。

私が長年の実績と経験から思うことは
名前はその人の運命に影響はするがそれが全てではないと思います。

人間の運命を作用する要素はさまざまな因縁が絡み合って影響している。
勿論名前は大事です。

次回はこの続きを考えてみます。

今日もまた知的好奇心旺盛で新たな発見の日となりますよう