話し方教室

上手な指示、依頼のしかた

10人10色 どなたにも長所もあり、短所もあります。

例えば、

「このことは木村君に任せる」

「山田君は人をまとめる力がある」

「今回のような重要な件は全体のまとめ役に田中君をおいて他にいない」

「井口君にお願いがある。是非今度の会議でみんなからより良い意見を引き出し
まとめてほしい!どうだろうか」

「川村君は几帳面だからこの資料を良くチェックして漏れがないか確認して欲しいんだけどいいかな」  

「石井君は人に対しての気配りはいつも素晴らしい、今回の問題は相手が気難しいので石井君なら上手く解決できるはずだ、頼んだよ」

「佐々木君は難しい問題を分かりやすく伝える事が上手だよね。
このテーマについて全員に納得の行くように伝えてくれないか」

「加藤君は味覚が鋭いし料理作りも上手だ、今回の懇親会での献立選びは責任を持っやってくれないか」

このようにして、日頃から相手の良いところを観察し、
いざという時の依頼、指示の時に使い分けてみると相手の自尊心も満たされて、
さらに『課長は自分の事を・・・』『部長は・・・』
分かってくれている。理解してくれている
となり、信頼や尊敬念も大きくかわり、人間関係もより良くなって業績アップに繋がるのです。

頼まれた方も、より積極的にやろうという気になるのではないでしょうか? 

あなたがこのような依頼をされたら、どう思いますか。
言葉は人の心を動かします。

自分の心も使う言葉でかわりますよ。

今日の日も明るい心でコロナに負けない一日でりますよう

湘南話し方センター
所長 松永洋忠

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