以前当センターで勉強をされたOBの方(７０歳男性)　が教室へ見えた時、話してくれました。
奥さんが癌を再発して一時は死線をさまよったが、安定した状態になったとの事。
ようやく希望が出てきつつあるとのこと。

その話というのは・・・
毎月検診に通っている病院の部長である主治医は
「患者が多くて、忙しくて毎月見られないから３ケ月に一回にして下さい」　
と女房に突き放すような言い方をしたそうです。
正直私もがっくりして肩を落としました。

私はこの教室でアサ―ティブな話し方の勉強をして以来、仕事上でも意識するようになりました。
だからその主治医も頭に浮かんだ事をストレートに言うのではなく、
伝え方次第で相手の気持ちも変わるのに！と強く感じました。

万一
「だいぶ安定していますね。安心の度合いが増したと思うので、診療の間隔を３ケ月に１回にしましょう。
良かったですね」　
と言ってくれれば気持ちも楽になり、より一層主治医に対する信頼も変わるはずでしたが、、、、、。

更に、「全てのお医者さんがそうだとは言えませんが医師である前に患者の心を思いやれる人が減ってしまったように感じます」　と。
さらにそう話した後
「みなさんは、貴重な勉強をこの教室でされてますから、いざと言う時アサ―ティブな話し方、伝え方を心がけるだけでも随分回りの評価が変わってくると思いますよ。」
と、そんな話をしてくれました。


ＯＢの方々が時々近況報告に来て下さる。
しかも勉強したことを多くの方々に伝えている。
嬉しい限りです。

アサ―ティブな話し方は、全ての人間関係をより良くする為の大切な事です。

当センターの教室では、
実際、の場面を想定してお互いに意見を出し合う。
そしてより良い方向を考える。
このようなトレーニングが当センタ―としての大きな特徴です。

心の持ち方と上手な言葉の表現法って永遠のテ―マですね。

今日の日が昨日よりもっと輝ける日となりますよう