当センターのOB会が発足したのは平成5年になります。
会員となって10年程になるHさん(経営者70代)は大のキャバクラファン。
他のOB会員がHさんの苗字を忘れてすぐに思い出せなくとも「ほらほらキャバクラの、、、」
というだけで「あ~Hさんの事?ね」とすぐに分かります。
また、Oさん(40代独身男性)はいつも楽しい話をしてくれます。
そのOさんの話です。
Oさんは、婚活で20回以上お見合いをしたものの全てNGの繰り返し、
自分は異性との会話が苦手と思い込んでいたそうです。
しかし、キャバクラにいくと自分の話した事を真剣に聞いてくれます。
「え~なんでなんで?」
「そうなんだ~すご~い」
「おもしろ~い」
と気持ち良い反応があり、お酒の勢いもありりますが、
自分は女の子と上手く話せると思い込み、
婚活でお見合いの時も同じような話をしたものの、どういう訳かお断りばかりとの話。
さて、キャバ嬢は何で聞き方が上手なのでしょうか。
40代のOさんの錯覚とは?
実は話がうまいからといって異性の心を掴む事ができるかとは別問題のようです。
しかし、「聞き上手」は「話し手」を気持ちよくさせることができます。
Oさんは会社の管理職者で仕事熱心で部下への指導にも力を入れていると聞いています。
しかし異性との会話になると、会話がはずまないとの事。
今、40代~50代の方々にも独身の男女は、何十万人もいます。
社会状況の変化や他の諸事情から独身のまま、将来は老人ホームに入ることを目的としている方も見受けます。
ただ、親の立場になると寂しいことですね。
教室が出逢いのきっかけとなっていつの間にか生涯の伴侶となった方も過去にいらっしゃいます。
また、教室でお互い同じような勉強をして、
同じように汗と恥をかいているうちに心の交流が深まり、人生が変ったという方も実在しています。
目的に対する意識が同じだからこそ、なが~い個人的なお付き合いとなっています。
ご縁はどこにあるものか分からないものですね。
コロナ禍の中であっても朝の来ない夜はない
今日も明るい心で過ごしましょう
湘南話し方センター
所長 松永洋忠