話し方教室

言葉で絵を書く

あなたが初めて行った所で通がかりの人に道を尋ねたとします。

「すみません」
「ちょっと道をお尋ねしたいのですが」
その時、
「この道をまっすぐ行って駅に着きましたら2番出口を出ましてすぐに大通りになりますのでそれを右に曲がって2分程歩きますとファミリーマートがありますので、そのところを左に曲がりまして、、、、」 
このような説明は句読点がない説明のしかたです。

分かりにくいですよね。

というのは「間」がなく一気に話しているからです。
特徴としてセンテンスが長く接続語の使い過ぎです。
「、、、、になりますので」
「ありますので」
「、、、、、しまして」と長々と続きます。

ビジネスで同様なケ-スをしますと
上司をイライラさせてしまいます。
お客さまなら怒られます。

ましてや重要なプレゼンや売り上げを失う欠陥になりかねません。

伝え方の決め手は「言葉で絵を書く」
そのために一文を短くすること。

「駅に着きましたら2番出口を出て下さい」
ここで話を止める。
すると聞き手は
「ハイ」と相づちを打ちます。

相づちは「話を思い浮かべて理解した」ということになります。

その相づち後に「すぐ大通りになります」と続けます。
そしてまた「間」をあけて相づちをまっています。
こうすることで聞き手が理解したという事になります。

「言葉で絵を書く」の意味は聞き手の脳裏にイメージを描かせることです。

相手にどう伝わるか?
当センターの教室や研修では実践をすることで他の受講者からいろいろ意見を出し合い
体験を積み重ねることで自信をつけて頂きます。

例えば自己紹介一つも基本をしっかりと伝えてから実践をしてもらいます。
そして意見をお互いに言い合う。そんな向上心を持った方々の集りです。

現在、コロナ禍とは言え神奈川県内外からみえています。

ただし、コロナ対策はしっかりと継続し、安心して楽しく学べます。

あなたも「言葉で絵を書く」
話力を高めて見ませんか。

平塚土曜教室 現在開講中です。
個人レッスンも常時受け付けています。
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今日の日が昨日より良き日となりますよう

湘南話し方センター
所長 松永洋忠

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