「松永さん、これ使うと筋肉喜ぶよ」
こう言ってくれたのはもう30年以上のお付き合いになる県内で小学校の校長をされていたYさん。
Yさんが教育委員会に所属していた時の講演会の担当窓口で
同郷が北海道ということもあり、
以来教職に戻ってからも主任、教頭、校長そして退職後も継続し現在に至っています。
3年前自分の実家へ行き、その帰りにYさんの実家がある函館で一泊した時、
部屋に置かれてあるトレーニングの機械の中にあったのが写真のローラーです。
「これは?」
と尋ねるとその時Yさんの言った言葉が
「これは背中の筋肉を和らげるのに結構いいんだよね」
だったら
「あ~、そうなんだ」
とそのまま流していたかも知れません。
しかし、Yさんはこう言ったのです。
「筋肉が喜ぶよ!」
この言葉を聞いて心が動き、
実際に使ってみると、最初「う~ん!痛い!」と思わず口に出てしまいました。
しかし、何度か使っているうち慣れてきて、
気持ちよくなった私は、とても気に入り
神奈川に戻り早速買って以来使用しています。
現在は、朝のウオーキング後や、夜休む前に必ずストレッチ、腹筋、スクワットに合わせ、
背筋を伸ばすトレーニングとして使用しています。
あの、魔法の言葉があったから
「ことば」は、本当に使い方で相手の心を動かすんだな~と実感しています。
『言葉は力』
Yさんが現役時代、小学生の子供たちや、先生方にも相手の心を動かす言葉で教職員として
活躍してこられた事だろうと改めて思いました。
今日の日も明るい心でコロナに負けない一日でありますように
湘南話し方センター
所長 松永洋忠