話し方教室

心を楽にする四苦八苦の教え①

人間誰もが持っている苦しみの中に
2500年以上前にブッタ『釈迦様』が説かれた【四苦八苦】があります。
今回はその中から人間が持っている4つの苦しみを紹介致します

まずは『生、老、病、死』
当話し方センターには、過去に14名の僧侶が教室にて勉強をされました。
え~なんでお坊さんが?
と思われるでしょうが、実は祈禱師さんも親子で見えていました。

最初はお父さんが、そして、何年かしてから、息子さんが、、、、。

仏教の難しい話を誰もが理解しやすく話す。
そんなことが目的です。

まず、『生、老、病、死』
【生】いきることの90%は苦しみの連続ですよ、楽しいなんてほんのわずか。
【老】人は誰でも年を取るために努力はしない。人は誰でも老いる。
【病】病気はしたくなくてもせざるを得ないことが多い。
【死】人間の死亡率は100%。 全てこれらは自分の思い通りにならないようになっている。
例えば若い方たちを見て「可愛いな!」「物凄く可愛い」
と思っても、何十年も立てば20歳の子も30年後は50歳。
40年後は60歳。後、、、、、、。と思うと意外と気持ちが楽になるものです。

先生も元は生徒だった。
生徒も末は先生になる。
今の高齢の方々も子供の時があった。

こんなことを考えると、
『人間は自分の事がもともと自分の思い通りにならないようになっている。
ましてや、他人が(自分以外の人)自分の思い通りにならないからと言って腹を立てる資格は
人間にはないぞや』

アメリカの百貨店の王様と言われたジョンワナメーカーという方が言った言葉として世界的にも有名な言葉です。

今日は、四苦八苦の【四苦】について紹介しました。
勿論聞いたことがある。知っているよ、という方も多いと思います。

次回は、誰もが持っている4つの苦しみとは? 
を紹介致します。

今日の日も明るい心でコロナに負けない一日でありますように

湘南話し方センター
所長 松永洋忠

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