平成１７年６月に本格的にスタートしたク―ルビズの発端は、
地球温暖化対策として国際的に取り組み、当時の小池百合子環境大臣の時（京都議定書）《夏の軽装を意味するもの》として男性はネクタイを外す事を海外にアピールしました。
あれから１９年の歳月が経過。

確かに当時の気温から考えると、この暑さは５～６度以上あがり現在の気温は３６度以上～４０度。
さらに、２０２１年度からク―ルビズの実施期間の設定は廃止され、それぞれの判断に委ねられています。
ただ、廃止前の２０２０年度は「５月１日～９月３０日」迄実施されていましたから、ク―ルビズに取り組む場合この期限を目安として良いでしょう。

そもそも、ク―ルビズの取り組みは期間に拘らず気温に応じた柔軟な対応を認めるものです。
そのための認識や対応は自由となっています。

≪ク―ルビズはラフなスタイルではない≫

クールビズをビジネスの視点で言うならば、
例え軽装でもビジネスマナ―を踏まえた服装である事が大前提です。
カジュアル過ぎたり着崩し過ぎは相手に不快感を与えます。

ＴＶ番組で有名な大学教授が、ゲストコメンテイターとして短いパンツに運動靴のスタイルで意見を述べてました。
なんだか、話す内容まで軽く感じてしまいましたが時代の変化でしょうか？

スタジオは冷房もしっかり効いているはずです。
TV局と番組内容、スポンサ―によっても違いますが、話す内容より話は視られています。
そんなことから、ネクタイをしない場合は、胸元にチ―フを差すとか（簡単に差せるポケットチ―フもあります）。半袖シャツならボタンダウンシャツ。
場合によってはネクタイも締めます。

また、素材が今流の素材で作られたジヤケットにポロシャツを来て、ポケットチーフを胸元に差し込むと、
視た目にも爽やかな印象を与えます。

実は、教室での一番最初に目に飛び込むのは第一印象です。
話よりも見れている。
ここから印象をよくするためのヒントもお伝えしています。

全体を１００とするなら、視覚は７０％　聞くは２０％他、
嗅覚、触覚、味覚は合わせて１０％程度です。
オンライン化も続くと、顔の部分と肩位の画面のみ。
腰から下はパジヤマスタイル？なんて事はありませんよね。

今日の日も暑さに負けず爽やかな涼しい心を意識して良き日でありますよう