話し方教室

あなたはとんでもない敬語を使っていませんか?

例1)訪問してもらったお礼をいいます。

「遠いところわざわざ来て頂きありがとうございます。」

2)担当者が来るまでお客様に待ってもらいます。

「このお席におかけになってお待ちください」

例3)来客に約束の時間と担当者の名前を告げられました。

「分かりました、しばらくお待ちください」

他にも沢山ありますが、「 」の部分は間違いです。

「え~!これでいいのでは??」
と思うかもしれません。

しかし決して間違いと決めつける訳ではありませんが、
敬語は相手との間柄によって受け止め方もかわります。

例えば、1)の場合 
「遠いところおいで下さりありがとうございます」
さらに、
「遠いところお越し下さりありがとうございます」
このことばは接遇用語です。
「お越し下さいまして」の方が「おいで下さり」より
もっと尊敬の念が伝わりますね。

よく「あの人は感じがいい」と思われます。

そのポイントの一つが話し方で「感じのいい人」は
敬語の使い方も上手です。

正しく出来ないと失礼になってしまいますが
お互い気が付かなければ問題は発生しません。

では、2)はいかがでしょうか? 
3)もお考えになってみませんか。

いよいよ新入社員研修の時期になります。

最近は30代 40代の方が、途中入社で受講される方も見かけます。

社会人は
『相手を尊重する心』  
『謙虚な心』 
『感謝の心』が基本になります。

あなたの会社の人材育成は
湘南話し方センターにお任せください。

今日の日も明るい心でコロナに負けない一日でありますように

湘南話し方センター
所長 松永洋忠

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