所長ブログ

日本の平和は永遠か?

100歳と11ケ月になる北島令司さん(当センター受講生OB)は
令和6年2月に101歳になります。
教室のOBでは唯一戦争体験をされた方。
しかも昭和20年終戦半年前の22歳の時、特別攻撃隊(特攻隊)飛び立ったら必ず死ぬそれが特攻なのだと
覚悟を決めたこともあったと語っていました。
太平洋戦争末期、そんな極限状態を旧陸軍の戦闘機乗りとしての経験を学校関係や他さまざまな所で講演もされてきました。

その北島さんの話の中にフィリピンから台湾へ向かう途中、地上2、000メートルの所でアメリカ空軍の飛行機から北島さんの上官が操縦する特攻機をねらって打った銃弾がそれて北島さんの操縦する機体を直撃し、
足のももを貫通され、ものの見事に墜落!。

99%命が。。。
しかしその時、機体から何とか脱出でき何と5時間の漂流。
そんな中飛行機の一部に無我夢中でつかまりつつ死を覚悟して耐えていたところ、眠くなりそのまま、、、、。

しかしその時にふと聞こえたのがお母さんの声。

「令司寝るんじゃないよ!」と。
必死に必死にこらえていた時は大きな波が来たり、もうダメだと思いつつも、
偶然通りかかった漁船に発見され奇跡的に助かった!という大変貴重な体験をされた方です。

その後終戦を迎え、北島さんは多くの辛酸をなめつつも、いまだに自責の念は消えていません。

終戦から79年が過ぎ過去の出来事。とは言え今、戦争が毎日のようにロシア、ウクライナ、イスラエルと、、、、。悲惨な映像が報道されています。

さまざまな情報が行きかう中、果たして日本は?

政治の事は分かりませんが、いつまでもアメリカが?とか、、、、、、、、。

次回は北島令司さんのご子息さんが現在経営されている建設関係の毎月発行の瓦版に紹介されているご自身の書かれた記事をそのまま紹介いたします。

今日の日も昨日よりもっと輝けるよう日となりますよう

今ある命を最大限活かして生きていこう。

2024年 謹賀新春
湘南話し方センター
所長 松永 洋忠

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