所長ブログ

認知とは無縁

6年前から毎月一回は必ず静岡県内から見えるIさん(男性70代前半経営者)は、
常に新しい事に挑戦。
今はマ―ジャンを始めたとのこと。
それもなんと昨年「あなたもやってみない?」と声をかけてくれたのが
94歳の女性から!
その方も生まれて初めて始めたとの事。

そういえば、100歳の誕生日を今年の2月4日に迎えた藤沢市内鵠沼にお住まいの
北島令司さんが先日電話での話の中で、何とか認知症にならないようにと、
ご子息さんが経営されている会社の瓦版(313号)で、
A3の大きさにあたる大きさの新聞の記事をお知り合いの方々から是非北島さんも記事を書いて!という希望から、書き始めたそうです。

早くも『~その86~』を送って下さいました。

※年老いた者から見た世相

私も施設での生活がもうすぐ2年になろうとしています。こんなはずではなかったと今更悔いても始まらない日常生活がこれからも続いていく事になります。

老後はもっと楽しく悠々とした生活を夢見ていましたが、もう遅い、時間は決してもとに戻ってくれないんだ。
そんな気持ちの深淵の感想であり心配になるのは、長い患いの病気とどこからともなく来るボケの問題の2つであります。

自分も辛いがそれ以上に家族に大変な迷惑が掛かることが一番の心配事であります。

元気で長生きし、ボケないと思っています。
しかし難しい課題でありますが出来るだけそれに近づけたいと念じております。
絶対に元気で社会人として生活していきたいと誰しも考えているけれども思うようにいかないのが人生であります。

(注略) 

老いを楽しみ、家族の長として、地域の知識人として、生きていくべきだと思います。
平均寿命は30年ものびています。健康でボケない、自分にとって何を以て老後の幸せというのか、
その価値観を考えていく時だと思います。

小さな目標であってもそれに向かって前進していきたいと思います。
今年の漢字は、「健」でいきたい。

と結んでいます。

逆ピラミッド時代の日本の人口事情から 100歳の人口は右肩上がり。
冒頭の94歳の元気な女性もまだまだ増えていき昭和の娘ギャルが後についていく時代となっています。

今日の日が昨日よりもっと輝やける日となりますよう


湘南話し方センター
所長 松永洋忠

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