話し方教室

繰り返しの効果

昭和が一層遠のいて、現代の国民的な人気を一身に浴びるフィギュア界のスタ―羽生結弦さんが
プロ転向後の抱負を言葉にしたのは
①羽生結弦らしく全力でスケートをし、②全力で努力を続け、➂全力で結果を求めて行きたい 
④いつもいつも全力で!!

素晴らしい言葉です。

実は聞き手の心に残る強い言葉の事例として『羽生選手が話した』から一段と重みも違うのでしょう。

言葉を繰り返す。

リピート方式ともいえます。

この方法を使うと相手の記憶にすりこみ感情がとても良く伝わります。

童謡にも実はたくさんあります。

♪ぞうさん、ぞうさんお鼻が長いのね そうよかあさんも長いのよ♪

♪雨、雨ふれふれ母さんがジャノメでお迎えうれしいな(^^♪、ぴちぴちジャブジャブランランラン(^^♪

♪お馬の親子はなかよしこよし♪いつでも一緒にぽっくりぽっくりあるく。

歌謡曲演歌にもたくさんあります。

好きよあなた~♪、、、。追いかけて~追いかけて~追いかけて雪国 
吉幾三さんの【雪国】

雪がふ~るあなたは来ない雪がふ~る重い心に
アダモさんの【雪がふる】

まだまだ今流の歌にもあります。
あなたの知っている歌の中に必ずあるはずです。

ここは強調しよう。と思ったら、
あなたなりに日常会話でも、何気なく使っているはずです。

暑くて暑くて暑くて体がスルメイカになりそう!!

少しオ―バ―でも、ほんとだね~と物凄い暑さ具合が伝わってきますね。

羽生結弦さんもおそらくどなたか専門家のアドバイスがあってのことと想像します。

今日の日が昨日よりもっと良き日となりますよう

湘南話し方センター
所長 松永洋忠

関連記事