話し方教室

パワハラ防止対策

ある日50代の管理職者から言われたことば。

「なんだこの仕事の出来は!
こんな程度だったら新入社員だって1時間もあれば出来るのに君は2時間もかかってやっとここまでか!
しょうがないな~。これじゃあ給料泥棒って言われても仕方ないぞ!!」

その後叱責された30代の男性社員は退職し、うつ病となり半年以上家に閉じこもったとの事。

他に、
職場の上司から
「君は東大卒だろ!!この程度の報告書じゃ3流大学以下だな!」
大勢の同僚、女性社員のいる前で大きな声で怒鳴られた男性新入社員、
次の日自殺。海外にも工場のある企業。

他には
警察署にて実際にあったケ-ス。
「なんだこの字は!こんな字は小学1年生でもかけるぞ!」

新しく配属された所轄の副署長の言った言葉。
しかも慌ただしい朝の状況の中でのこと。言われたのは交通課長。
周りにはそれぞれの担当警察官や課長の部下のいる場所にて。
次の日その課長は自殺。

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中小企業で職場のパワーハラスメント【パワハラ】を巡る訴訟リスクに備えた保険が急拡大しているといいます。
今年4月から中小企業に対策が義務付けられ経営課題としてパワハラ対応の重要性が増していることが背景にあるようです。

これは損保会社が販売する「雇用慣行賠償責任保険」。
企業がパワハラやセクハラ行為があったとして従業員から訴訟を起こされた場合敗訴した場合の損害賠償や慰謝料、訴訟費用などを保証するものです。

保険加入とともに対応策の助言を求める中小企業が多いという。

当センターではパワハラ防止対策となる研修、また教室にても常に紹介をしています。
どうぞお気軽にご相談下さい。

今日の日が昨日よりもっと良き人なりますよう

湘南話し方センター
所長 松永洋忠

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