謹啓　

少しは春めいた陽気になったのではないかと感ずるように成ってまいりました。ご健勝にて地域のためにご活躍のことと推測申し上げます。追って私も相変わらず施設で何の意味もない毎日を過ごしており老後ってこんなものかなと思いつつ毎日を過ごしています。

世の中いろいろと大きく変化して進んでおりますが施設での生活は殆ど無意味な程、変化の無い時間が経過致しております。

この年齢になると何の目標もなく生きて行く事がもったいないと気づいても
なす術べも無く呆然と致しております。
暖かくなりますと世の中の空気も正気を取り戻し活発に動いていると思いますのでもうしばらくの辛抱だと思います。

先生のこれからのご活躍を楽しみに期待しております。
今後ともご指導くださいますようお願い申しあげます。

謹白

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この手紙をくださった101歳の北島令司さんとのご縁が出来て
神奈川県海老名市のホテルでト―クショーを市内の企業主催で行った事や、
地元の公民館や他の講演等に声をかけて下さったり、
いつもいつも、とても熱心に当教室の事を気にかけてくださり、
もっともっと広めて欲しいといつも私自身のことも励ましてくださっています。

上記のお手紙も内容は原文をそのまま紹介をさせて頂きました。

毎月ご子息さんが経営をされている会社の「神明瓦版」という紙面の中にも
～その９７回～として紹介をしています。（９７か月間毎月書いているのです！）

第２次世界大戦で志願兵として２２歳の時（１９４５年）特攻隊員の護衛役で飛行中
２、０００メートル上空にてアメリカ空軍から狙われた玉が北島さんのモモを貫通し飛行機は台湾沖４０キロのところに墜落。
ほぼ９９％は即死だったのが、５時間も漂流　そこを通りかかった漁船に助けられたという。

当センターのこちらのブログでも北島さんのことは何度も紹介させていただいています。

今は電話をしても元気な声で直接お話も聞かせてもらっています。

いつもありがとうございます。

　以前教室にいらっしゃった時の北島さんと　　　

今日の日が昨日よりもっと輝ける日となりますよう